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息苦しい

魂が抜けて

どこへ行ってしまったのだろうか。

無事でいることを小さな写真立てから祈るしかない。チャイくんがいたリビングに、まだチャイくんの気配を感じる。

こんなに悲しいのを、犬ごときで、って言われるのがとても辛い。チャイくんはわたしにとっては親友くらいの大事な存在なのだ。家族であり親友なのだ。もうここまでくると本当に依存なのかもしれないけれど。

これから嫌なことがあって、チャイくんをわしゃわしゃ撫でて元気だそう、と思っても彼はいないのか。悲しい時に報告する相手もいないのか。一緒に散歩することももうないのか。食べ物をあげて喜ぶ様を見るのももうない。何もない。思い出すことしか出来ない。

結婚式にチャイくんもいてほしかった。わたしの寿命を半分与えてでももっと長生きしてほしかった。慣れない。12年近く一緒もいたのだ。当分慣れないだろう。わたしはチャイくんに何かできただろうか。チャイくんは今どこにいるのだろうか。